子供の神聖さを目の当たりにすると「清純派アイドル」の商業的清純とかなんなんだろうって思う。
タイトルなんて、いらない。
とか言っといて、えらい長いタイトルだけどタイトルのつもりで書いてないんだよね。もう、書き始めちゃってる感。
昨日はブーケを使った撮影をして、可憐なカーネーションや凛とした薔薇や、カラーに似たお花や、赤くて真っ赤な果実が入ったブーケを花屋さんにオーダーしに行って撮影。
ブーケがもともと綺麗だから、撮影はけっこうシンプルでね。それでも撮影雑貨として持ちが悪いからパターン撮影はしたけど。
花屋にて。
「こういうお花たちって、枝葉が繁殖するというか、広がるというか、そういう楽しみ方は出来ないんですよね?」
「そうだね。一時期だけ。だからこそ、それが贅沢というか。」
おっちゃん!
なるほどです。花が愛せなくてごめんね。
花、好きじゃないんだ。
買ったことも、飾ったこともほとんどない。
母がお花を大好きだったから。
花なんて、なーんにもしないのに、優しい笑顔で毎朝話しかけて、甲斐甲斐しくお水をやったりさ。
あたしは、肩もみをしたり、褒めて欲しくて、内職のお手伝いを手が真っ赤になるくらい頑張ったりしてたのに、虐待を受けて。花のどこがそんなにいいんだか、花がなにしてくれるんだかって目で、小さい頃から庭にいる優しい母の姿をリビングから眺めてた。
だから、撮影雑貨で綺麗なブーケをもらうほど困るというか。
昨日も「すぐ撮影するので、満開の咲ききってる花ばかりで」ってお願いしたんだよね。で、夜に、違う案件で動画撮影もあるって思い出して。
それが化粧品だから、これはいい!ってすぐに絵コンテ起こして、今朝は朝6時から撮影。
で、起きたのに曇り。
部屋真っ暗。
なので、ベランダで撮影セット作って頑張った朝6時。なかなか綺麗に撮れて、お花もたくさん活躍してくれたからね。
あと、薔薇なんかは枯れかけたらドライフラワーにしてずっと部屋に飾ろうと思ってる。
「忙しい」
心を亡くす、という構成の漢字。
ホントにそんな感じで今週は仕事することになる。
そんなときに、ひとり、ご飯をもぐもぐ食べながら、モゴモゴとひよりが私に言った。
「おかあさん」
「なに?」
「ひよちゃんなー、おおきくなったらごはんつくって、おかあさんをゆっくりさせてあげるねん。」
泣いちゃうわ。
「おしごといそがしいときとかにな、つくって、ゆっくりさせてあげるねん。」
一寸の曇りもない、
なんの計算もない、
純粋に思っていてくれる言葉って、
なんてやわらかいんだろう。
心がふんわりして、今とっても幸せ。